1. 主宰作品 |
  2.  同人の秀吟 |
  3.  航路抄 

No.7 2015年5月発行
生きること欲があること熟柿吸ふ無着成恭
こほろぎや厨に音も灯も消えて田口冬生
山茶花や屋根葺替への勧進を別所信子
義仲に芭蕉にと鳴る添水かな林 百代
御朱印の乾くに間あり櫨紅葉石井公子
新蕎麦や夫と落ち合ふこと久し相川マサ子
冬耕や古墳に隣る地を借りて秋丸康彦
新松子瓦に名前奉納す加藤桂子
零余子飯抓み上手の聞き上手上春那美
花柊隣の謡覚束な永井 環
錆鮎や簗の賄ひ小屋を閉づ村上正己
木犀の匂ひここまで書斎まで八木和一
獣らの冬の匂ひの熾火かな八木美恵子
冬立ちぬ少し買ひ足す白玉粉山口悠紀子
豆畑たたみて明日は宝塚渡部華子